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ATI Catalyst ( リダイレクト:AMD Catalyst ) : ウィキペディア日本語版
AMD Catalyst[えーえむでぃー かたりすと]


AMD Catalyst (エーエムディー カタリスト) は、AMD(旧ATI)のGPUであるAMD Radeon (旧ATI Radeon) シリーズ、AMD FirePro (旧ATI FireGLおよび旧ATI FirePro) シリーズ用のドライバーソフトとユーティリティソフトの集合体で、Microsoft WindowsLinuxに対応している。また、AMD APUのグラフィックスドライバーとしての役割も果たしている。旧称はATI Catalyst
提供されるCatalystのバージョン番号は「(公開された年の下1桁、2010からは下2桁).(公開された月)」となっている。ただし、これらはドライバーの内部バージョンとは異なる。
FireProシリーズ用のドライバーは、「Catalyst Pro」というブランド名が使用されている〔Workstation: AMD FirePro™ Unified Driver: Catalyst Pro 〕。Catalyst Proはワークステーション向けのドライバーであり、OpenGLや各種プロフェッショナル向けグラフィックスアプリケーションソフトウェアへの最適化がなされている〔Professional Graphicsの市場を積極的に狙いたいAMD - FireProシリーズに関する説明会を開催 (1) FireProシリーズをざっくりと紹介 | マイナビニュース 〕。
== Radeon Software/FirePro Software ==
2015年11月にはCalalystの後継として、品質の向上やユーザーインターフェイスを刷新した新たなソフトウェア「Radeon Software Crimson Edition」(通称Crimson)がリリースされた。Crimsonは2015年から2016年にかけてのメジャーバージョン名となる〔「Radeon Software」ついに公開。新世代グラフィックスドライバで何が変わるのか,AMDの担当者が語る - 4Gamer.net 〕。2017年には別の「赤」にちなんだメジャーバージョン名が付けられることが予定されている〔ASCII.jp:AMD、次世代GPUドライバー「Radeon Software」を配信 〕。なお、Crimsonが対応するハードウェアは (GCN) アーキテクチャを採用した製品のみとなることが予定されていたが〔「Radeon Software Crimson Edition 15.11」の更新内容まとめ。一部に謎が残るも,文句なしに大規模アップデートだ - 4Gamer.net 〕、その後非GCNの旧世代GPUに対応するCrimsonも別途リリースされた〔「Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfix」が,大量のバグ修正を含んで登場 - 4Gamer.net 〕。
バージョン16.3からは、ローレベルグラフィックスAPIであるVulkanにも対応している〔AMD Radeon Software Crimson Edition 16.3 Release Notes 〕。
なおFireProのドライバースイートに関しては、Catalyst Proの後継として「FirePro Software」という名称となることが予定されている〔Workstation: AMD FirePro™ Unified Driver: Beta 〕。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「AMD Catalyst」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Catalyst Control Center 」があります。




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